ポルトガルを散歩して...

一年間ポルトガルで過ごすことになった人の散歩の話

5月の反省

月も変わったので、5月の目標と達成度の評価をしておく。

1. 10単語以下の文章をスムーズに言えるようにする

 これに関しては達成度は7割程度か。単語が分かれば、それっぽい文章を作れるようにはなってきた。しかし、動詞の変化を間違えたり、名詞、冠詞、形容詞などの性別を正しく使えなかったりする事がよくあるため、まだ練習が必要。店での注文や簡単な質問などはなんとなくできるようにはなった。

2. 新しい場所に3箇所以上行く

引きこもり防止用の目標。これに関しては達成度100%だ。5月には、ベレン地区、カスカイス、美術館、映画館、デパートに出掛けた。料理の注文も前に比べればビビらなくなってきて、散歩を以前よりも楽しめるようになってきた。

3.食事の時の会話を用意する

これは達成度は低い。ホームステイに慣れて適当に会話できるようになったような気がしてきたので、ほぼ用意する事はなかった。

4.毎日単語の勉強をする

これはちょっと難しい。毎日単語の勉強を行った。しかし、授業で習った単語を単語帳に書き込むだけで、覚えるところまでできない日が多かった。単語の勉強は少し工夫が必要な気がしてきた。課題は残るものの語彙は確実に増えているが実感できる。

 

・5月まとめ

ポルトガル語に少しずつ慣れて、簡単な文章を作り、言えるようになった。引きこもりがちだが新しい場所にも行き、ポルトガルの散歩を楽しめた。しかし、文法的に正しく話すことがまだできていない。また単語の習得に関しても達成度が高いとは言えず、改善が必要である。

 

ヨーロッパ(ポルトガル)ドアの開け方

私がポルトガルに来て一番最初につまずいたことは何か。それはドアの開け方だ。日本にいたときと同じようにカギを開ける。そう、差し込んで回すだけだ。次にドアノブを回して...ここでつまずく。ドアノブが回らない。よく見るとドアノブに回るギミックはついていない。家の中に入れない。ノックをしてみるが、ステイ先の人も家にいない。しばらくカギを閉めたり、開けたりして見たがドアは開かない。ふと携帯を見ると、wifiがつながっている!家について一番最初にwifiをつなげていたことがここで役に立った。「ヨーロッパ ドア 開け方」、「海外 ドア 開け方」など適当に検索していると、ある記事を発見。

note.chiebukuro.yahoo.co.jp

どうやらカギを差し込んでカギを開けたら、カギを抜かずに限界まで回したまま固定。そのまま、ドアを引くことでドアが開くようだ。海外に慣れていれば知っているかもしれないが、私は海外経験がほとんどなかったため、ちょっと焦りました。

ベレン地区で散歩

ベレン地区に行って散歩したり、カフェでお菓子を食べたりしたので記録。

 

今日は一日中歩いて歩いて歩いての観光に行ってきた。行先はベレン地区。

地下鉄カイス・ド・ソドレ駅から鉄道カスカイス線へ乗り換えて三駅のところにある。リスボン市内の電車の料金は地下鉄と同じカードで支払えるため特に壁にぶつかることなく道中はスムーズであった(それを知らないでめっちゃ混んでる券売機に並んだなんてことはあってはならない...ならないのだ...泣)。

ベレン駅で降りて、まずは発見のモニュメントまで歩く。遠くに見えるのが発見のモニュメントだ。空は青く澄んでいる。散歩日和。

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そして、到着。やはり空が青いな。先頭に立つエンリケ航海王子とやらの写真を撮る。

よし、満足だ。

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次はベレンの塔へ向かって歩く。真ん中に見える小さいのがベレンの塔。歩くぞ。

日差しは強く、汗をかき、のども乾いてきた。

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ベレンの塔に到着。中に入るために行列ができている。並ぶのが面倒なので、外だけをみて満足。ベレンの塔世界遺産だそうだが、まあ良いだろう。

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来た道を戻り、次はパステイス・デ・ベレンという有名なカフェに向かう。だんだん日差しが辛くなってきた。のどもカラカラだ。家から飲み物をもってきておくんだった。少ししんどい思いをしながら、頑張って歩く。

ポルトガルで一番有名なお菓子"pastel de nata"とサンドイッチを注文。さすがに有名なだけあって、pastel de nataはスーパーに売っているものとは比べ物にならない位美味しい。外はサクサク、中はトロトロである。

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ほぼ無計画で何も考えずに来たが、十分楽しめた。

さて、次はどこに散歩しに行こうか。

ポルトガル語の辞書に関して

今回は辞書に関する話題。

 ポルトガル語は辞書が少ない。ほとんどがブラジルポルトガル語のもので日本で辞書を買うときにどれを買えばよいのか迷ってしまう。私はポルトガル語のデータが入っている電子辞書を購入し、ポルトガルに持ってきた。しかし、実際に使っているのは電子辞書ではなく、appストアで購入したポルトガル-日本語の辞書kindleの英語-ポルトガル語の辞書である。両方ともオフラインで使用できる上に、スマートフォンは普段から持ちあるくため、荷物にもならず外出の際に非常に便利である。電子辞書よりもジャンプ機能が使いやすく、文字の入力も素早く行えるのも魅力的だ。ポルトガルに来て1か月経ったがこれら2つの辞書で足りないと感じた事はほぼない。値段も電子辞書を購入するよりも安くなるのでお勧めである。デメリットを上げるとすると、語学学校の授業中に使用できないと思われる点である(私の通う語学学校は授業中はスマホ禁止)。日本出発前にビビッて電子辞書を買わなくても良かった気がするなぁ。

5月の目標

5月の目標をたてた。

1. 10単語以下の文章をスムーズに言えるようにする

4月は単語を中心に勉強していたからまだポルトガル語で文章を作るのに慣れていない。挨拶や本当に簡単な表現(~を食べた、~を飲んだ、~に行った程度)しか頭に浮かばない。そこで、5月は10単語以下の文章をスムーズに述べられるようにするために努力しようと思う。10単語以下と言えば、英語なら I am going to visit Lisboa next Sunday.(8単語)や Could you speak more slowly, please?(6単語)、I am hungry! When do you eat dinner? (8単語)のような簡単な意思表現ができる。ポルトガル語でもこの程度の表現をスムーズに言えるようにしたい。

 

2. 新しい場所に3箇所以上行く

これは私が引きこもりがちな性格だから立てた目標。4月中はあまり外出していなかった。観光に2、3か所いったかな?程度だ。語学学校の勉強が意外と忙しいというのもあるが、おそらく私の出不精な性格が原因だと思う。遊ぶために来ているわけじゃないが、引きこもりすぎるのも問題がある。町、風景を見て文化を学ぶのも大切であろう。重い腰を上げて、新しい場所に行こう。散歩しよう。

 

3.食事の時の会話を用意する

人が集まっているときに起こる沈黙、私はなんとなくあれが苦手なのだ。私は、話すのがあまりうまくない。黙っているときの方が多い。(スイッチが入ればたくさん話せるのだが...いわゆるコミュ障なのか?)特に夕食の時の沈黙の時間が本当に苦手だ。ホームステイ先には、ホストマザーの友人が頻繁に訪れる。私は何を言っているかわからない、そもそもまだポルトガル語を全然話せないため、話題を振ることが難しい。そんな中沈黙が起きると、なぜかいたたまれない気持ちになってしまうのだ。夕食はポルトガル語を練習するいい機会なので、有効に活用するとともに沈黙を撃退するために話題を用意して夕食に臨んでいこうと思う。

 

4.毎日単語の勉強をする

ポルトガルに来てからは単語帳をつけるようにしている。しかし、語学学校での勉強で疲れて単語を書くだけで終わってしまうことがある。時には夕食の時のワインで酔ってしまい勉強どころではなくなってしまうときもある。これまでは大体一日に20~30以上の単語が新しくでてきた。仮に一回単語を覚える時間が取れなくなると、別の日に50単語位を一気に覚えなくてはいけなくなる。当然一日の勉強時間で完璧に覚えきることなどできないので、覚えていない単語がたまりだす。どんどん、どんどんたまっていく。覚えきれていないことに対して、焦りを感じてどんどん覚えにくくなってくる。そして週末引きこもって覚える。外に出なくてもいいやと思うようになる。ワインと上手に付き合って、単語をしっかり覚えます。

 

ポルトガルの春は寒い!?

ポルトガルの4月は日が差していればとても暖かい。日本と違い湿気がないので、気持ち良い暖かさ。しかし、日の当たらない場所は涼しい、部屋の中では肌寒さを感じるときもある。語学学校の教室は晴れている日でも寒がりな私にとって、少し寒く感じる。以前朝晴れているから七分丈のズボンで学校に行ったときは、もう長ズボンしかはいてこないぞ!と思ったものだった。ここ数日は昼夜で寒暖の差があるばかりでなく、屋内外での気温差が大きい気がする。そのためか、語学学校の先生が体調を崩していた。私も若干風邪っぽい気がする。春の間は羽織るものを持ち歩いて、寒さ対策を怠らない方がよさそうだ。

4月の目標と反省点

日本を出る前に、海外での生活が始めるにあたって、月ごとに目標を立てることに決めていた。

4月の目標は次の5つ。

1, ホームステイ先の家族とポルトガル語で会話する

2,友達を作る

3,はきはき話す

4,生活になれる

5,VISA関係手続きを終わらせる

これら5つについて反省していく。

1,ホームステイ先の家族とポルトガル語で会話する

これに関しては、目標を具体的に設定しなかったため評価が難しい。3週間であいさつや本当に簡単な意思表示を行えるようになった。しかし、聞き取れる単語が少ないため、普通の会話を行うことは難しい。

2,友達を作る

この目標は語学学校がマンツーマンレッスンであったため作った目標である。語学学校が始まる前は、授業で友達を作ろうと考えてたが、それが出来なくなってしまったために目標として設定した。考えが甘かった。語学勉強用のアプリなどを通して知り合った日本好きのポルトガル人に日本料理を紹介する過程で実際に会って交流を深める事が出来たため、友達を一人作ることができたとする。目標は達成された。しかし、ネットを利用した友達作りを今後控えようと思う。というのもネットは気軽に行えるが故、自分に対する負荷にならないからだ。バーなどで直接話して友達を作るのが次のステップだ。

3,はきはき話す

これに関しては、某プログラムのメンバーを見て決めた目標である。彼が屋台で買い物をする際にはきはきとお礼を言っているのを目にして、感化されて目標に設定した。ポルトガルに来てからは、買い物やレストランでの注文等様々な場面で言葉が分からいため、ことがスムーズに進まないことがある。こんな時にもビビらないでお礼だけでもはっきり大きな声で言ってみようという試み。とりあえず、obrigadoだけは常にでかい声で言えるようになった。

4,生活になれる

この目標も具体的に設定するべきであった。評価の基準が難しいため、保留。

5,VISA関係

ポルトガル入国後3日以内に行わないといけない入国宣言は語学学校の先生に相談する事で何とか無事に終了できた。今後私と同じように某プログラムでポルトガルに来る人がいるかもしれない。自力でやるには多分難しい可能性があるので、早めに語学学校に相談しておくとよい。場所によっては移動に車が必要な時もある。VISA延長に関しては、語学学校に相談したが、どうやら有効期限が切れる2週間前からしか申請が行えないらしい。。。これに関してはもう一度調べ、詳細を残す必要がある。